MINOLTA RD3000

MINOLTA RD3000は1999年に発売されたデジタルカメラだ。
この年はNIKON D1が9月に発売され10月にRD3000が発売されている。
ニコンD1の完成度と比べると見劣りしていまうRD3000だがその個性は
D1の比ではない。
外見は一般的な一眼レフと大きく異なるが、一眼レフである。
たぶんミノルタAPSカメラS-1をベースにしているのではと思う。
レンズもVマウントとなっている。RD3000のセンサーは1/2インチ
であるので、このカメラも縮小光学系のようだ。





このレンズはRD3000専用といってもいい広角17㎜レンズで
発売当時は単体で10万円


ミノルタはAFレンズとしては珍しくレフレックスレンズを発売していた。
なんとVマウントにも400㎜のレフレックスが存在している。
デジカメはフィルムカメラに比べて感度を自由に設定できるので
固定絞りのレフレックスレンズは相性が良いと思うのだが、どのメーカーも
発売していない。唯一ミノルタに存在していたがメーカー自体が消滅!!

操作系・液晶画面はD1に比べると安っぽい。
発売から12年ほとんど忘れられているカメラだ。でも実物をみると
超個性的で興味深い。この独特な構造とデザインを他社も見習って
ほしいと思う。